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みなさんご存知のように心臓は胸のほぼ中央に位置しています。そこで体全体に血液を循環させるポンプのはたらきをしている臓器です。心臓は1分間に約5リットルの血液を送りだしています。激しい運動をした時にはその量は4倍にも5倍にもなります。非常にすぐれたポンプですが、そのポンプがはたらくためにはエネルギーが必要になってきます。心臓の場合エネルギーとは酸素や栄養です。これを運んでいるのが血液です。つまり、体全体に血液を送りだしている心臓自身にも血液が必要な訳です。そのために心臓の表面には冠動脈とよばれる血管が走ってます。この血管を通して心臓の筋肉に運ばれます。この冠動脈が細くなった状態が狭心症です。さらに、つまった状態が心筋梗塞とよばれています。つまってしまうと、心臓の一部分が死んでしまう訳です。心臓の細胞は再生できません。つまる前に発見して治療することが一番大切です。胸が痛い、しめつけるなどの症状があれば一度医師の診断を受けてみてください。 |
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