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今回も、右脚ブロックについて続きをお話しします。
a)右脚ブロック
右脚ブロック自体への治療は必要ありませんが、原因となる疾患がある場合、その疾患に対しての治療が必要になることがあります。例えば、高血圧なら血圧を正常化させる、右心室に負担がかかっているなら軽減する、心房中隔欠損症なら手術を行う、などです。予後は、原因となる疾患にもよりますが、一般的に良好です。診断は、心電図のV1のR波に分裂がみられ二峰性になるのが特徴的で、V5、V6、のS波の幅が広くなることでわかります。下に右脚ブロックの模式図と完全右脚ブロックの心電図を示します。
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【右脚ブロックの模式図と完全右脚ブロックの心電図の例】
右脚ブロックでは、右脚での刺激の伝わりが途中で途絶していますが左脚の刺激の伝わりは正常なために、V1のR波は分裂して二峰性になります。またV5、V6のS波は幅広くなります。
完全右脚ブロックの心電図では、V1のR波の幅が0.12秒と広くなり、V5、V6のS波の幅も広くなっています。 |
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(次回につづく) |
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先月に引き続いて、糖尿病の治療についてお話しします。
糖尿病の治療は、前回お示ししました「血糖コントロール状態の指標と評価」の優と良の状態を目標に行います。1型糖尿病は、インスリンを補充しなくてはなりませんからインスリン注射が主体となります。成人の糖尿病で殆どは2型糖尿病ですから、この型の治療は、まず食事療法、運動療法を行い、それでも目標に達しない場合に、薬(経口血糖降下薬)やインスリンの投与を併せて行います。最初から薬やインスリンを使うという訳ではありません。ただ、治療している間、薬を飲んでいるから、インスリンを使っているから、といって食事療法や運動療法を疎かにするのは良くありません。インスリンを多く打てばいいじゃないかと食事制限をしない人がいますが、治療の基本は食事療法と運動療法なのです。治療の流れについて簡単なフローチャートに示します。
【治療の流れ】 |
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(次回につづく) |
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●外来診察での衣服の着替えについて
外来診察の時、診察の前後に上半身の衣服を脱いで裸の方がみられます。
診察室内(引き戸の奥)で、衣服を脱いだり着たりするようにお願いいたします。
衣服や荷物を置けるように診察室内にかごが用意されています。 |
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6月から整形外科栗先生の診察は木曜日となります。
午後の外来診察は、カテーテル検査のため3時頃からになることがあります。
午前中の心臓超音波検査は、曜日によって午前10時からとなります。
通院の難しい方々のために、医師、看護師が在宅診療を行っています。
健康診断を月曜日から木曜日の午後に行っています(予約制)。 |
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